瀬戸内国際芸術祭「アートと海を巡る百日間の冒険」
2010
瀬戸内国際芸術祭2010
2010年10月31日閉会式が行われました。
福武總一郎 総合プロデューサーのあいさつ
笑顔、みんな笑顔 もてなしの こころ
足元に宝物が一杯
あるものを活かす。
瀬戸内国際芸術祭2010の7つの島を一通り巡ってみた。
アートの祭典、地域おこしイベントなど、色々な見方があるが、私にとって、この芸術祭は「瀬戸内」の素晴らしさを再認識させる貴重な体験になった。
実のところ、芸術祭の7つの島のうち、今回はじめて行ったのが犬島。
ほかの島など、地元の地の利か、滞在していた島もあり、数十回以上、いやそれ以上、百回以上か、行ったことがある島などなど、犬島以外は 各島、ある程度、土地勘有りで、知っているつもりだった。
ところが、今回の芸術祭で、鋭い感性や深い洞察力、豊かな発想でアーチスト達が見つめ直してくれた「瀬戸内」は、私の今までの渡島回数、滞在経験など、これは唯単に「通りすがりのもの」だったのか、なんと皮相な面しか見なかったのか。
灯台、下暗しというより、こころあらざれば、見れども見えず。
要するに、私など どんなに数多く行っても、いかに「瀬戸内の自然」を全然、見ていなかったのかと痛感した。
芸術祭で瀬戸内の島々の素晴らしさを、改めて再認識できたのも、多くの貴重な 教示を与えてくれた 各 アーチストの皆様のおかげ、そして それを支えてくれたボランティアこえび隊の皆様、島民の皆様、関係主催団体の皆様に深く感謝する次第です。有難うございました。
平成22年8月 趣深山