片山邸

海があるから 輝いていた島


「ハーモニカ」 スー・ペドレー その2

「ハーモニカ」 スー・ペドレー その1
豊島 甲生地区


隣に見えるのは 片山邸の煙突


その昔 西日本一帯で木材商として大繁盛した片山邸。
この煙突を使うほど使用人が多くいて この家も輝いていたし 島も隆盛していた。

今 ひっそりとしているが この島も海上交通が主だった その昔、島は離島として 不便な場所ではなく、海を通じて栄えていた。

海は島を 日本各地と続く結ぶ 大動脈。

瀬戸内の島は 海があるから 繁盛した。

海は 島を 世界へと繋ぐ。 

海があるから 輝いていた島。

それが 知らぬ間に 島は 人が少なくなり 「離れた島」となり 不便な場所とされる。

といっても 地理的条件は昔も今も変わらない。
いまでも 瀬戸内の多島美は 本当に素晴らしい。

きっと 今でも 海を通じてこそ 島は 元気になれるのだろう。

今度の 瀬戸内芸術祭2010など 地域活性化として少しでも役に立てばと思う。





その当時の島の人口5000人と今の5倍。